弥満丈製陶所の陶器の甕

左が8号、右が5号です。現在の白い釉薬は以前の物より効能が優れているそうです。

以前の茶の釉薬の8合甕(大きさは一緒)です、現在は上記の白い釉薬のものです

8号甕はぬか漬けに使っていますが、１ｋｇのぬかが入る大きさです。１ｋｇ入れて八分目くらいです。ぬか漬けは発酵食品なので八分目くらいでおさめていただくのが、美味しくつかる秘訣です。(空間があれば酸素が多く発酵が促進されます)

上のようにならして八分目くらいの量が適量です。きゅうりを半分にして二本入る程度です。

できれば常温の涼しく風通しの良い場所で保管していただくと、甕の中の発酵が促進されて美味しいぬか漬けができます。常温が気になる方や、長く留守にする際は野菜室などに入れてもよいですが、つかり方は常温とは異なります。甕は抗菌作用や調湿作用も優れていますので、一度常温でお試ししてみて下さい。

私は5号サイズは小麦粉の保存に使用しています。中の小麦粉の状態もよく、虫が付いたり、湿気たりすることがありません。調湿作用があるのがよくわかります。お米の保存にも適していて、甕に入れて常温での保存が可能です。またお餅の保存にもよく、のし餅などの生のお餅をカットして入れておくと、常温でお正月の間中美味しくいただけます。

お値段もお手頃で形も可愛らしいので、ぜひ一度お使いしてみて下さい。ご夫婦だけで製作しているので、在庫がないことも多いのですが、ぜひご愛用いただけたらと思います。

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