愛知県瀬戸市でリサイクルガラスを使った器を製作している山田奈緖子さんのお品物が入荷いたしました。琉球ガラスの温かみを感じる素朴で優しいガラスの器です。
山田さんは大学卒業後に沖縄に移住して、吹きガラス工房でリサイクルガラスの器作りを学ばれました。そのため山田さんの器は厚みのあるしっかりした琉球ガラスの流れをくんだものです。
特に透泡宙吹きグラスは沖縄の泡盛がよく似合いそうです。海や青空を連想させるスカイ色は涼しげで、それでいて冷たくない優しいグラスです。山田さんの定番のものです。
同じ色の透泡皿スカイも合わせてみると、これからの季節にぴったりです。透泡皿はカルパッチョやお刺身、果物なども美味しそうにみせてくれます
上の透泡皿はベージュの色のものですが、大きさや雰囲気はスカイのものと変わりません。盛り付けた際の参考にしてみて下さい。
下は今回入荷したモール平鉢です。小さな器ですが本当に使い勝手がよく重宝な器です。冷たいお総菜など盛り付けると、涼しげでお料理が美味しそうにみえます。朝のヨーグルトなどにも丁度よい大きさです。モールがシャープ過ぎずに素敵だなと思います。
下はsimpleグラス中です。昔懐かしいシンプルで装飾を極力はぶいたデザインです。麦茶やサイダーなど素朴な飲み物が良く似合うそんなグラスです。口当りも優しくてお子様にも安心してお使いいただけます。
山田さんのリサイクルガラスの原料はソーダ石灰ガラスというものです。最初に作られた古代のガラスがこのソーダ石灰ガラスだったと言われています。リサイクルガラスは溶かしてから固まるまでが早く形を細かく作るのが難しいものです。そのため、自分の思い通りの細かい細工ができないと感じる作家さんもいらっしゃいます。
山田さんはリサイクルガラスの質感がお好きでずっと製作されていますが、器にもその気持ちが表れていると思います。一つずつ形は異なりますが、楽しみながらお使いいただけましたら幸いです。使っているとますます愛着を感じるそんな器です。
下は箸置です、スプーン型と星型のかわいいものです。スプーン型はお箸とスプーンなどと二つ置くこともできます。ガラスの箸置は陶器の多くなりがちな食卓でアクセントにもなります。
ただ耐熱ガラスではありませんので熱い飲み物やお総菜を盛り付けるのはお控えください。
これからの季節にぴったりの器です。ぜひこの機会にお使いしてみて下さい!
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